Asia Best 4【黑田和生暢談體能與勝利主義】給全國基層教練參考

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有關於體能至上主義

最近在台北舉辦的教練研討會中被問到了這樣的問題。在1對1的盤球射門練習,也就是設置四個球門的狀況下,向各兩個球門做攻擊與防守的練習。持球的選手要一邊做假動作,一邊做出與對手預測的不一樣動作並試著射門。

如果當下的過程搶到對手球的選手,希望盡快做防守轉換成攻擊。當天的實際操作練習中,有個年輕教練輕易地順著快速突破了年長的教練之後射門得分了。當時我向這位年輕教練「多加一點假動作和攻守轉換」的建議了。

他就問我「為什麼有速度之下突破的話不行」。我常常發現的就是,他們少年時的練習中"利用速度能突破對手"地只是一開始而已,當對手學會了一些防守之後就不能突破了。因此看到了很多少年在憂鬱的狀態。避開、腳步動作、控球等能力必須要在少年期學會的技術。當一個選手跑速快又有技術,那就是如虎添翼。希望由這種選手與世界通用。重要的是技術,也就是技巧。

 

(黑田 和生 2015.04.13)

 

日文原文

フィジカル至上主義について

4月の台北でのサッカー学習会でこんな質問がありました。1対1でのドリブルシュートの練習で、4ゴールを設定して2つのゴールを攻め2つのゴールを守る練習です。ボールを保持した選手はフェイントを入れながら、相手の逆をとってシュートを決めるが取り換えした選手は攻めへの切り替えを早くしてほしい狙いがあります。ある若いコーチがスピードに乗って年配のコーチを簡単に振り切ってゴールをしました。私は『もっとフェイントと切り返しを入れて』とアドバイスをしたら、「なぜスピードで振り切ったらだめか」という質問でした。少年の時スピードで振り切っても相手も成長して少し守り方を覚えたらなかなか突破できずに悩む姿は過去によく見かけました。ドッヂング、ステップワーク、ボールコントロールは少年の時にぜひマスターする技術です。体の使い方とボールコントロールを一体にしての練習が欲しい。足が速くて技術があれば鬼に金棒です。そんな選手でなければ世界に通用しません。大切なのは、技術であり、スキルです。(黒田和生2,015・4・13)

 

有關於勝利至上主義

勝利至上主義的意思是,比賽過程中只重視勝利,而其他都不會去顧慮到的想法。就算不是極端也如果占了7~8成的狀況來說,已經形成了勝利至上主義。足球也是運動項目之一,理所當然會將勝利作為目標,以教育的角度來看,為了達成勝利而努力的過程當然也是有價值的。但是在團隊中的互相幫助,培養出途中也不放棄,盡力到最後的精神,在這個方面的「勝利」,也是有包含重大意義在內。

 

我在這邊想強調的是,對於少年時期的足球,不能太過直接給予大人的價值觀,因為很危險。如果他們訓練的順序是體力、精神、戰術,並覺得技術這個項目可以最後再去調整的話,在少年時期達成勝利並不困難。

 

但是有些選手的對於教練絕對服從的精神,會造成選手本身在無法提升判斷力的情況下成長。一個沒有思考能力與技術方面的想像力的選手長大了之後,會沒辦法在亞洲、世界的舞台奮鬥,這就是目前台灣的現況。現在,CTFA在進行青年足球的普及與推廣活動的主要目的就是:

  1. 身為足球選手該有的基層培育
  2. 教育性質的修養

…藉由足球這項運動來讓少年少女的人生更加精彩。

在少年時期希望能以技術優先性質來比賽。當然體力、精神力、戰術也是必要的。足球是綜合性團體運動。全力以赴地付出之後與隊友接觸就是最幸福的時光。在重要的少年時期,希望能從重要的事情優先來做教導。身為大人、身為教練,擁有耐心和勇氣來培育將來會持續進步的選手。

這是之前在新竹區舉辦的教練研討會中,因為當時沒有好好地回答教練的

提問,我就在這邊整理了當下的想法。

(黑田 和生 2015.04.13)

 

日文原文

勝利至上主義について 

試合において勝利のみに価値があり他のことには目を向けない考え方を勝利至上主義といいます。サッカーもスポーツであるから勝利を目指すのは当然であり、勝利を目指しての努力は教育的にも価値があることは認めます。さらにチームとして協力したり、最後まであきらめない精神を養うためにも「勝利」という価値は大変意義があります。

私が言うのは、少年期のサッカーにおいて大人の価値観をそのまま押しつけることはたいへん危険であるということです。少年期のサッカーにおいて勝利を得るためには、体力、メンタル、戦術の順で鍛えれば簡単です。技術は一番後まわしでいいのです。そこにはコーチに対する絶対服従思想があって本人の判断力は低いまま成長していきます。考える力や技術が低いまま成人になったサッカー選手はアジア、世界では闘えません。それが今の台湾の現状です。今、CTFAが少年サッカーの普及と振興を推し進める狙いは①サッカー選手としての基礎創りと②教育的な躾にあります。生涯スポーツの一環として少年少女が豊かな人生を送ってほしいと考えています。

少年期にはまず技術を優先して試合をすることを望みます。当然、体力も、精神力も戦術も必要です。サッカーは総合的チームスポーツです。全力を尽くした後のチームメイトとの歓談の一時は至福の時間と言えるでしょう。大事な少年期に大切なものから順に指導してほしいと願います。大人として、コ―チとして忍耐心と勇気をもって将来伸びる選手を育てて下さい。

先日新竹の指導者勉強会であったコーチからの質問に対して現地でうまく答えきれなかったのでここで考え方を整理しました。(黒田 2015・4・13)


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